ミント
【英名】mint
【学名】Mentha ssp.
他のミントを知りたい


雑 学
たくさんの種類がありますが、大きく分けるなら、清涼感の強いペパーミント系(クールミント、ペニーロイヤル、コルシカミント)と、やや甘味のある芳香のスペアミント系(カーリーミント・イングリッシュミント)などがあります。

もっと、細かく分けるとフルーツ系(アップルミント・パイナップルミントなど)
柑橘系(オレンジ・レモン・グレープフルーツなど)に分類されます。

ギリシア神話の「ミンテ」という妖精と冥界の王ハデスとの情熱的な恋物語が、ミントの語源とされています。
ミントを育てるとお金が集まるとされ、ラッキーアイテムとも伝えられています。風水では、植木と一緒にコインを埋めるとお金がたまるといわれています。

●ペパーミント
【英名】pepper mint
【学名】Mentha arvensis
別名:セイヨウハッカ・コショウハッカ(胡椒薄荷)
ウォーターミントと、スペアミントの栽培種で、メントールを含んでいて、冷却作用があるミントです。

●スペアミント
【英名】spearmint
【学名】Mentha spicata
別名:オランダハッカ・ミドリハッカ
葉は長卵形で、葉の先がペパーミントに比べるとやや尖っていると思います。強い香りを持っているミントです。

ニホンハッカ

育て方
シソ科/ハッカ属/多年草
別名:メンタ/和名:ハッカ
花言葉:美徳
開花の時期 7〜9月頃
種まきの時期 温度の確保が出来れば一年中
挿し芽の時期 5〜7月・9〜10月頃
株分けの適期 4〜6月・9〜11月頃
丈夫で育てやすいハーブの代表ではないかと思います。関西では屋外での越冬もします。
注意点
花を咲かせると葉っぱが硬くなります。
ミントはすぐに交雑してしまうハーブなので、品種の違うミントを同じ場所には植えないようにしましょう。
どうしても、寄せ植えする時は仕切りを入れるなどして育てましょう。
水やり・肥料
肥料は無くても元気に丈夫に育ちますが、真夏と真冬を除いて液肥や置き肥を与えています。
チッソ、リン、カリのバランスがいい肥料を与えるといいと思います。
利用・効能
ドライにしても利用の用途はありますが、ミントは生葉を使うのがいいと思います。
一枚の葉っぱをケーキやアイスクリームのアクセントに使ったり、 ソースやサラダのドレッシング・ビネガー・製菓の香りづけとしても使われます。

氷を作るときに葉を入れてミントの香りを楽しむこともできます。

香辛料や万能の薬効で薬用として幅広い用途を持っています。
消化促進や、鎮痛作用、抗菌・防臭、二日酔いなどのリフレッシュ効果があります。

手作りの防虫剤・除菌剤をつくったり、防虫効果があり、アリやアオムシを寄せつけないといわれますので、コンパニオンプランツとしても活躍します。

ペパーミントの抽出油は、殺菌作用も高く、病原性大腸菌「O157」の殺菌に効果があるそうです。

【ミントでつくる葉水】
沸騰したお湯にミントの葉を入れ、10分ほど煮出します。
葉を取り出し、冷めたらスプレーボトルに詰めます。

真夏などの植物の葉水に使ってます。

ドライにして、リースの素材のクラフトに使え、ポプリやサシェ(香り袋)も作れます。
ミントのポプリを置けばドライブ中の眠い時の眠気覚ましになります。
ハーブバスは精神を落ち着かせ、集中力を高める効果があります。

マジョラム・フェンネル・ミントで作ったお茶は、ダイエット効果があるとされています。
害虫と病気
薬品を使うほどの病害虫の心配はありません。
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